2013年12月17日火曜日

巌さんの叫び

 12.16 ひで子さんと弁護団の意見陳述が行われました。
 陳述後、裁判官から、巌さんの意見聴取に東京拘置所に出かけた様子が報告されました。
 裁判官は巌さんとの面会のため別室で待機し、意を受けた拘置所職員が「裁判官が面会に来た」むねを繰り返し巌さんに伝えたようです。
 巌さんは「嘘なんかついてない」「真意を聞いてくれればそれに従ってくれればいい」「嘘言ったってそれが終われば儀式は終わり」「嘘言ったってしょうがない。面会なんか、どうしたって死刑になるから」と、拒絶の仕草が会ったようで、裁判官との面会は不調に終わりました。
 裁判所から弁護団にこのときの状況が正確に伝えられた段階で、改めて報告したいと思います。
 このやり取りはこれまで巌さんが繰り返し裏切られ続けている裁判への不信、死刑執行への恐怖を表現しているように感じます。
 東京拘置所は、裁判所だからこのような対応をしたのでしょうが、最も切実なお姉さんのひで子さんに対して巌さんの状況を知らせてほしいものです。写真は当日の記者会見。

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